本を読む少女の電球を灯すため、ヘッドバンギングという手段を選んだ男達。
ヘッドバンガーを見て喚起され、我も続かんとする引きこもり達。
そして少女が読む本が「禁断の書物」という要素が素晴らしい。
男の報われない、それでいて純粋な馬鹿らしい想いというのは考えるだけで微笑ましい悲哀を感じる。
筋肉少女帯の中では「再殺部隊」にも似たような悲哀を感じて好きだ。あれは典型的な悲劇だと思うのだけれど。
自分で歌う分には「戦え!何を!?人生を!」が好きだ。流石に気心が知れた友人と行っても選曲しにくい曲ナンバーワンなので一人カラオケ限定だ。
歌い終わった後には生気が戻っている。単純に歌って疲れる可能性は捨てきれない。
歌いたい箇所が出てくるまでに2分絶叫しなければならないところが難しい。うひひひひという笑い声のところだけ気持ち良く叫びたいだけの歌なのだ。