コミュニケーションのコツ

自分はなぜが初対面の人と沢山話せるから、色んなグループに飛び込む機会が多くて、その中で意識的にやっていることを書き出して見た。

笑顔を無理してでもいいけど作ろう。
仲良くなりたいっていう気持ちは中々顔に表れないものだ。初対面となればなおさらなんだよね、緊張とかもあるし。
けどここに自覚的になるだけで、だいぶ人とのコミュニケーションってうまくなると思う。
女の子の事情は知らんけど、男は笑顔だといいやつそうに見えるのに、なんか無表情になってて損してるやつは多い気がする。もったいないから笑顔になろう。

マニアックな話題は最初は封印する。
自分もできれば最近のガジェットトレンドとか、小演劇事情とか、芸術系映画とか、そういうマニアックな話が出来る人が大好きだ。そういう人がいるところに行きたいなぁ、自分と同じように知らないことに敏感な人に会いたいなぁって選り好みする傾向にある。
けど、それを自然と知り合う人に求めるのは無理だって最近悟った。
鉄板の話題は時事ネタと食の話題。この二つを押さえておけば初対面の人でも何とか話が盛り上がる。
コミュニケーション下手な人って、コアな話題ならいくらでも話せるけど、まだ知り合って間もない人と何を話したらいいかわからない人が多いと思うんだよね。
テンションが上がってくれば人ってある程度の話題に移っても許容してくれるから、問題はどうやってそこまで相手と自分の距離を詰めるかだと思う。
ジャブ的な会話なら、食と時事ネタを押さえておけば何とか大丈夫だ。

下らない会話だなぁ、とか思わない。
そういうジャブ的な会話の中では、「こんなこと話してどうすんだよ...」と感じてしまうこともある。特に仲良くもない人と話してるときには感じることが多い。
けど一旦そういう考えは捨てよう。そして仲がいい人との会話を思い出してみてほしい。
そういう人たちとの会話も結構下らないもの会話が多いんじゃないだろうか。
会話って本質的にそういうものだ。
下らないことを沢山話す勇気を持とう。朝ごはん食べてないことでも、最近読んだ本のことでも、来るまでに見た看板に感じたことでも、何でも話題にはなり得るんだ。ぱっと頭に浮かんだことでいい。自分勝手に話そう。

知らない話題になったとき、黙るのではなく、知らない立場から質問しよう。
これは逆に相手が自分の知らないことを話し出したときによく使うけど、「よく自分○○のこと知らないんですけど、それってどういうことですか?」って知らない立場を利用して聞いてしまおう。
一番いけないのは黙るあるいは「へー」で済ましてしまうこと。自分の立場になって考えればわかることだが、これだけの反応だと相手はこっちが何を考えているのかさっぱりわからない。
そういう場合大抵相手は「あっこの話題はこの人興味ないんだな」って思い、最悪の場合は「知らない話題をこの人に降ると反応返ってこないから、知ってそうな話題の時に話そう」となる。
そうするとどうなるかって言うと、相手が話題を絞ってきてしまう。そして沈黙が多くなる。
沈黙が多くなるっていうのは、会話の中で最も避けたいですよね。少なくとも自分は沈黙が多い相手とはあまり話したいとは思わない。
多少興味がなくても、興味があることを話してくれるかもしれない。興味がなくても、少なくとも自分が知らないことを話してくれているだけで自分は掘り下げて話してみたいと思う。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥。
恥とは別に思わないけど、聞かない人を見ると、「損だなぁ。もったいないなぁ。」と思う。

相手に「楽しく」話させることを意識する。当たり前のことでも口に出す。
会話術の本もいくつか読んだけど、この「楽しく」っていう部分を無視してる本が多いように思う。
さっき質問するって書いたけど、この時に意識しているのは、質問っていうのはあくまで話題を広げるためにするって言うこと。
会話を広げるっていうのは実は無限大に出来るんだよね。ただそれだと答える側はつらいだけ。
初対面でも楽しそうにこの人話してるなぁって思うのは、事実を話してる時ではなくて、感想を話してる時。
要は、「でね、そのコスメ見たときめっちゃめちゃ可愛くて!」見たいな時だ。
あんまり「そのコスメのここのところがメーカー独自の感じが出てて!」見たいな事実を言ってるときではないことが多い。自分は後者みたいな人大好きだけど。
例えば「新宿でこういう美味しいラーメン食べたの!」って写真見せながら言ってる時に「へー魚介系?」って聞くよりは「へーおいしそう。おいしかった?」という方向に会話を持って行く方が盛り上がる。というより、そういうもって行き方のほうが自然なんだと思う。
まぁここは人それぞれかもしれない。
ただ相手が喜んで話すようなツボを抑えるのは会話の醍醐味だと思ってる。
中々出来ないけど、出来たときの喜びはひとしお。

っと、ざっと書き出してみた。
一年前はこんなこと考えても見なかったから、随分大人になったものだ。